夏休みの朝の定番、日本人なら誰もがやったことがある、ラジオ体操。実は、このラジオ体操には、幻の第3番がある、
第3番の存在自体は知っている人は、ソコソコ、いるのかもしれないが、実際に、どういう内容なのか、実践した人は殆どいないのであろう。
ラジオ体操といえば、 1928年(昭和3年)、旧逓信省簡易保険局が、昭和天皇が即位した事を記念して「国民保健体操」を作ったのが始まり。
戦前から国民の間で実践されている、お馴染みの体操・運動ですけども、メジャーなのは、まあ、何と言っても第1と第2です。
資料によれば、最初は第1だけで、第2が出来たのは、4年後の昭和7年となっている。タイムラグがあるんですね。
正直、真面目にやるのは、一番だけで、正直、第2番というのは、ある意味、マイナーというか、途中の変な動き(ガニ股でググッとする形)は、子供心にも、気恥かしさを覚えたものです。
そして、話題の第3番というのは、昔の資料によれば、終戦直後に1年半だけNHKがラジオで放送していたらしいのです。
但し、ラジオ放送はしたものの、イマイチ、世間的には、定着せず、そのまま、消滅。
当時の資料等を調べた人が、youtubeに実際の動きを動画で上げている人も出ておりますね。。。
竜谷大の教授が、第3体操を復刻、というニュースも出ておりました。
なかなか、第1とかに比べ、第3は、躍動感溢れるモノで、結構、大胆な動きを見せます!
足の屈伸+体の前後屈に加え、跳躍(大ジャンプ)も入っており、第1と2比べ、ややハード。
正直、体力が無い人や年配の方には、ハードルが高いという印象か。
この動き、ラジオ音声では、イマイチ、ニュアンスが伝わらないという事で、定着しなかったらしいのです。
それも何となく、納得と言いますか~。
噂では、第4、第5もあるという話もありますね。
それにしても、今の子供って、ラジオ体操自体をやっているのか?
体育の時間では柔軟体操はやっているのでしょうが。