まつ毛エクステンション(マツエク)の資格とは? 技能検定、給料、将来性

まつ毛エクステンション(マツエク)やまつ毛パーマを施し、お客さんの目元を美しくする専門職「アイリスト」について。仕事内容や必要な資格、スキルアップできる技能検定、給料、将来性とは・・?

アイリスト画像

1.アイリストとは

アイリスト画像

アイリストは、まつ毛エクステンション(マツエク)まつ毛パーマなどをおこなう専門職です。会社や団体によって、アイスタイリストアイデザイナーという名称も使われています。

まつ毛エクステンションの発祥は韓国です。1980年頃、つけまつ毛を生産する工場で余った人工まつ毛(アイラッシュ)を再利用したことが、誕生のきっかけだと言われています。

つけまつ毛は、完成している人工まつ毛をまぶたに接着するメイク方法。まつ毛エクステンションは、人工まつ毛を地まつ毛に1本ずつ植毛していくメイク方法です。

つけまつ毛は化粧品販売店や100円ショップで購入でき、「セルフで付け外し可能」「価格がリーズナブル」などのメリットがありますが、耐久性は低く、1日で取り替える必要があります。

まつ毛エクステンションは、サロンでの施術が必要となるため費用は高くなる(相場は1回5,000円〜)ものの、自然な仕上がりで、3週間〜1ヶ月ほど持つと言われています。

人工まつ毛画像

つけまつ毛(写真左)とまつ毛エクステンション(写真右)に使用される人工まつ毛

日本では2000年前後にまつ毛エクステンションが伝えられ、「目元の印象を強調したい」「メイク時間を短縮したい」という女性のニーズを背景に流行し、施術をおこなう「アイリスト」という職種が確立されていきました。

2.アイリストになるには

アイリストを目指すルート

2-1.国家資格である美容師免許が必要

アイリストになるには、国家資格である美容師免許が必要です。

そのため、アイリストを目指す人は、美容師を目指す人と同様に、厚生労働大臣指定の養成施設(美容学校)を卒業後、国家試験(学科・実技)に合格しなければなりません。

2-2.美容師免許が必要なのはなぜ?

まつ毛のケアを専門におこなうアイリストに、なぜ美容師免許が必要なのでしょうか? その理由となる背景を説明します。

日本でまつ毛エクステンションが流行し始めた2000年前後は、法的な規制がなく、誰でも施術をおこなうことが可能だったため、サービスを提供するサロンが増加していきました。

しかしながら同時に、全国の消費生活相談センターには、マツエク専用の接着剤が原因と考えられる「目の充血」や「まぶたの腫れ」の相談件数も増加することになります。

まつ毛エクステンション危害相談件数推移

 

施術者は美容師免許を必要とするという旨が記載されています。

2-3.アイリスト専用の資格はある?

アイリストは美容師免許を取得していれば、サロンでの勤務や施術が可能です。

しかしながら、プロのアイリストとして第一線で活躍するためには、養成施設(美容学校)で学ぶ美容の総合知識・技術に加えて、まつ毛ケアの専門知識・技術を身につける必要があります。

ここでは、各協会が主催する検定試験と取得できる民間資格を紹介します。アイリストとしてスキルアップを目指す人は参考にしてみてください。

■アイデザイナー技能検定試験(JECA)

2007年に設立した日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)(※設立時の名称は日本まつげエクステンション協会)が主催・認定する民間資格。最も歴史の古い協会のため、加盟サロンが多く、資格の認知度も高い。

「安全技術師」「まつ毛エクステンション3級」「まつ毛エクステンション2級」「まつ毛エクステンション1級」「認定講師」の5つに分かれ、合格者には認定証が授与される。合格率は非公表。

■アイリスト技能検定試験(JEA)

2008年に設立した、日本アイリスト協会(JEA)が主催・認定する民間資格。「ベーシックコース(3級)」「スタンダードライセンス(2級)」「プロフェッショナルライセンス(1級)」「認定講師」の4つに分かれ、合格者には証明書(ディプロマ・ライセンスバッジ)が授与される。

3級は美容師免許を持たない人でも受験でき、これからアイリストを目指す人や直接施術をおこなわない管理者が対象。プロのアイリストの知識・技術の証明となるのは2級以上。1級は難関であることで知られ、2019年の合格率は38%となっている。


kinken

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